斜めに手前変え
「斜めに手前変え」の運動とは、読んでそのままだが、長方形の蹄跡を斜めに移動して回転方向を変える運動となる。
(以下の赤線のような図を描く)
よくある間違えは、以下図の赤線のように短蹄跡の一箇所目で鋭角に曲がってしまうパターン。コレだと斜めには移動しているが、手前が変わってない。
よくある惜しいパターンは、斜め手前変えの時に反対の長蹄跡まで届かないパターン。
以下の図のように斜線上に行く時は点線のラインを通り青丸のポイントまで行かなくてはいけない。しかし馬が「斜めに移動したら曲がる」という事を覚えてしまっているため、馬の判断でショートカットしてしまう。
青丸のポイントまで行かせるためには、ポイントまで外方手綱を緩めず乗り手が馬を誘導してやること。乗り手のちょっとした意識で治せるところなので気をつけてみてほしい。
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